メルセデスベンツVクラスの2019年モデルが登場。
デザインの一部改良と新ディーゼルエンジンを搭載しています。
そしてVクラスの100%電気自動車モデルでもある「EQV」がジュネーブモーターショー2019にてコンセプトを発表されます。
今回はマイナーチェンジなので変更ポイントは少なめですが、どのように改良されたのか見ていきましょう。
新型Vクラスのパワートレイン
日本で発売されている現行型のV260ロングでは2.0Lのガソリンエンジン(最高出力211ps・最大トルク350Nm)だけのラインナップになってしまいましたが、以前にはディーゼルエンジンモデルがラインナップされていました。
以前のディーゼルエンジンは2.1リッターモデル(最高出力163ps・最大トルク380Nm)でしたが、欧州で登場するVクラス新型のディーゼルエンジンは2.0リッターエンジンになります。
V250dでは最高出力187hp・最大トルク439Nmになり、V300dでは最高出力236hp・最大トルク500Nmになります。
モデルにより燃費の差はありますが、新型では約19〜20.3km/Lになるようです。
内装と外観を一部改良
外観で変更されたポイントと言えばフロントのアンダースポイラーの形状が変更されたことやフロントグリルのデザインの変更が主な点です。
内装は新型Aクラスのような大型ディスプレイを採用したデジタル化ではなく、エアコンの吹出口のデザインが変更されるなどの最小限なアップデートになります。
EVモデルのEQV発売は2021年以降
Vクラスには将来的にEVモデルの「EQV」が2021年以降に登場するようです。
航続距離やシステム出力の詳細は不明ですが、EQA(AクラスのEVモデル)では450kmを目標としているようなので、EQVでもかなりの長距離を走れるのではと個人的には思っています。
メルセデス・ベンツVクラスのスペック(現行型)
- 全長 4895mm、5140mm、5370mmの3種類
- 全高 1880mm
- ホイールベース 3200mm、3430mmの2種類
- 最大定員 8名
- エンジン 2.0L直列4気筒ガソリンターボ
- 最大出力 210馬力(モーターと合わせた最大出力330馬力)
- 最大トルク 35.7kgm(モーターと合わせた最大トルク61.2kgm)
- 100km加速 6.1秒
- 最大速度 206km
PHEVの登場はまだ未定
出典 paultan.org
ベンツVクラスのPHEVコンセプトモデルが以前発表されていますが、発売はまだのようです。
EVモデルもいいですが、現在の道路事情を考えると実用的なPHEVはかなり魅力的なパワートレインです。