中国がCESで発表した電気自動車のSUV"Byton Concept"がヤバいっ!!
何がヤバイのか?
それは見た目は既存の中国車とは思えないスマートで洗練されたデザイン、そして先進装備がベンツやテスラよりも搭載されていて、とても中国製とは思えない。
航続距離もテスラ並のデータを実現するということで、これは将来的には日本でも中国製のEVが走るということが現実になりそうな予感がしますね。
ということで、パワートレインのスペック・装備・発売価格をサクッと見ていきましょう!
サクッと見たいあなたへの目次
テスラ モデルXの強力なライバル出現!
電気自動車のSUVの先駆者と言えば、やはり「テスラ」でしょう。
ですが今、CESで発表された中国の電気自動車SUV「Byton」が世界の注目を浴びています。
中国のクルマと言えばイヴォークのパクリSUVを作ったりデザイン的にダサいイメージがありました。
ただ今回発表された「Byton」は今までの中国の自動車とは似ても似つかないほど個性に溢れたスマートなデザインで登場しました。
「欧州」のSUVタイプEVです!と言われても疑問を抱かないレベルですね!!
駆動タイプは2種類!航続距離は?
この「Byton」の駆動タイプは「FRモデル」と「4WDモデル」の2種類が設定されています。
「FRモデル」は71kWhのバッテリーを搭載し、航続距離が248.5マイル(約400km)になり、
「4WDモデル」は95kWhのバッテリーを搭載し、航続距離が323マイル(約520km)になります。
ライバルのテスラ モデルXは100kWhのバッテリーを積んで、565kmの航続距離を誇ります。
なのでBytonもバッテリーを100kWhを採用すればモデルX並の走行距離を実現できそうなレベルです。
パワートレインのスペック
【FRモデル】
最高出力/272ps(268hp)
最大トルク/400Nm(295lb-ft)
【4WD(AWD)】
最高出力/475ps(469hp)
最大トルク/709Nm(523lb-ft)
革新的な機能満載!顔認識でドアロック!
フロントに搭載される大型液晶はベンツやテスラの液晶よりもはるかに大型で助手席の前まで伸びています。
そして、Byton Air Touchと呼ばれるジェスチャーコントロールでナビゲーションの開始などができてしまいます。
また日常使いだけでなく仕事用にもBytonは考えれられており、ビデオや電話で会議できるシステムも備えています。
さらには、BYTON Lifeと呼ばれるシステムは、ドライバーの日常生活での趣味志向や健康状態をチェックしてくれる超革新的な装備があります。
スマホの健康アプリと連携して、BYTONが体重・心拍数・血圧をチェックするという機能もあるんです。
他にはWifiスポット機能も備えており、車のドアのロックを運転手・乗客の顔を認識して解錠できるという画期的なシステムも搭載しています。
そしてレベル3の自立運転支援システムも入っているという先進技術がてんこ盛りな電気SUVです。
日本では発売されない?
このBYTON conceptは今のところ、中国で2020年に約45000ドル(約490万円※2018年1月25日の為替)で発売されます。
まずは左ハンドル仕様しか生産しないということです。
ということは日本での発売はあるのか不明ですね。
Byton まとめ
中国は電気自動車にどこの国よりも力を入れていて、その結果がBYTONには表れていますね。
電気自動車では日本が中国に遅れているという話がありますが、中国の企業が電気自動車開発に投資する額も桁違いでその分開発が進んでいるわけですね。
BYTONだけでなくBYDも電気自動車をリーズナブルな価格で発売する予定です。
衝突テストをする試験場も日本の何倍もの規模で開発されています。
トヨタの豊田社長が2017年12月に「生きるか死ぬかの瀬戸際に立っている」と語っていますが、本当に中国の車の発展スピードがヤバイぞっ!!
画像出典 http://autoweek.com/
参照元 https://www.byton.com/