新車で買いたいけど中古車のほうが予算的にも安くて欲しい車の車種の幅が広がりますよね。
ということで今回は中古車を買うときにチェックするべき注意点や場所をご紹介します。
サクッと見たいあなたへの目次
中古車を買う前にチェックポイントを整理
中古車なので一番気になるのは
ポイント
- 事故車どうか
- 前の持ち主は整備をしているのか
- 中古車屋できちんと整備をしているのか
- 中古車の現状はどうなのか
- そもそも事故車なのを偽っていないか
- 走行距離はどのくらいなのか
- 契約書でどこまでの保証があるのか
上記の点が中古車を買う上で必ず確認または実車でみることが重要になります。
特に契約書の内容にはよく目を通して成約のハンコを押すようにしましょう。
そうでないとあとでこの部分がきちんと整備されていないと文句を言っても契約書に書いていないから対応できないなどと言われて後々のトラブルの原因になってしまいます。
いくら欲しい車でもしっかりと契約書を確認してから納得してハンコを押すようにしましょうね。
事故車とは?
事故車に定義される車は骨格になんらかの傷や変形・修理跡・交換跡があることを指します。
なので外観部分の傷などに関しては事故車としての扱いになりません。
もっとも外観ではなく骨格部分に問題がある場合でも外から見ることで修復歴があるかどうかを確認することもできます。
実際に中古車でチェックするポイント
中古車なので一番に注意するべきところは事故車どうかという点です。
実際に車を見てみてチェックするのは以下のポイントです。
外観でのチェックポイント
- ボンネット
- ドア
- ヘッドライト
- バンパー
- トランク
- テールライト
- フェンダー
- テールゲート
などの隙間が均一でなかったり片方が妙に浮いていたりする場合には修復歴がある可能性があります。
内装でのチェックポイント
事故車以外にも走行メーターをいじっている場合もあります。
そんなときには
- 運転席と助手席で乗り心地を比較する
- ハンドルのすれ
- シフトノブのすれ
- ペダルのすれ
以上の点をチェックする必要があります。
特に運転席と助手席の乗りごこちを比べるとどのくらい乗っているのかがすぐわかるときもあります。
運転席は車を運転するときに必ず座るので助手席よりもへたりやすいからです。
シフトノブやハンドルのスレや素材の割れなどもどのくらい乗っているのかを見るポイントになります。
外車の場合だと擦れやすい素材を使っていることがあるので覚えておいてくださいね。
内装の装備の動作チェック
見た目だけでなくきちんと電装系が動くかどうかも必ずチェックする点です。
- ウィンカー
- ハザード
- エアコン
- パワーステアリング
- パワーウィンドウ
- ドアロック
- 電動ミラー
- カーナビ
- ワイパー
- エンジン音
電装系以外にもミッションがスムーズに動かすことができるかどうか絶対にチェックしましょう。
そしてもし試乗ができるのであればミッションの変速ショックが大きくないか注意して乗ってみることをおすすめします。
ミッションの変速ショックが大きいものはなんらかの問題がある場合があります。
エンジンルームのチェックポイント
エンジンルームはよく確認しておきましょう。
車の心臓部分なので何か問題があると本当に大変な事故にになりかねません。
エンジンルームで見るのはオイル漏れ以外にも各部品を組み合わせているボルトやパーツの状態です。
ボルトの塗装が剥げているようならそのボルトは一度外された形跡があります。
ボルトで止めているパーツの部分にも割れや変形・ヒビなどがないかよくチェックしましょう。
トランクフードを見てシーラーと呼ばれる接着用のシーリング剤が不規則に添付してあったりする場合には修復歴がある可能性があります。
エンジンオイルのフィルター周りもチェックしてオイルが固まって付いているようなら前の持ち主がしっかりとメンテナンスをしていない可能性があります。
タイヤ
タイヤを見る場合はタイヤの山・ミゾをきちんとみて4輪で不揃いになっていないか見ましょう。
前輪と後輪が同じくらいまたは4輪が同じくらいの山やミゾであるなら問題はないです。
逆に左右でタイヤの減り方が違っていたり変形している場合には要注意です。
あとタイヤにひび割れがないかも見ておきましょう。ひび割れがあるタイヤは古くなっていますよ。
きちんと整備をしているか担当者にはっきりと聞いてみる。
中古車だからといって整備がおろそかになっていては安全に運転ができません。
あいまいに話を進めていつの間にかハンコを押してしまうなんてことは絶対にしないようにしましょう。
しっかりと納得してから成約することが本当に重要です。
素人だと車のことについてわかりませんが整備歴などを見せてもらうことはできます。
もしくは点検をちゃんと行っているかなども聞く必要があります。
例えばBMWの中古車だとオイル漏れがないかスタッフに聞いてみてボンネットを開けて実際に目でエンジンルームの隅々まで確認してオイル漏れが本当にないかどうかをチェックする必要がありますね。
質問に的確に素直に答えてくれるスタッフであればいいですがなかなかそうはいかない場合もあります。
中古車の担当者の人柄で選ぶ
車にあまり詳しくなくてどうやって車屋を決めれば良いときのポイントとしては担当者の人柄を見るという人も多いです。
こちらが質問しなくても車に関する情報や整備してきた履歴などこれから乗り続けるにあたって気をつける点などを進んで教えてくれたりあなたが考えていることを先回りしてアドバイスをしてくれる人がいいですね。
契約書に関して注意点を細かく説明してくれたりすると親切でいいですよね。
そしてその担当者だけでなく整備の方がいたりするのであればいろいろと詳しく欲しい車についての情報をくれることもあります。
買う立場になって親身に話を聞いてくれるお店が一番安心できますね。
ただもし人とあまり話しをするのが苦手だったりウェブでサクッと欲しい中古車を探すのであればネットで中古車検索サービスを使うのもアリだと思います。
中古車大手ガリバー だと納車したあとに国産車なら100日まで輸入車なら30日までなら購入した車の全額を返金するシステムがあります。
注意したいのが車体の価格分だけが全額返金になるのでオプション費用や整備費用・法定費用などは返金されないので注意が必要です。
あとは価格は高いですがディーラーの認定中古車を買うという手段もあります。
中古車を買う時の注意点 まとめ
中古車を買うときの注意点をご紹介しました。
新型ではすでに売っていない車を買えるのが中古車の良いところですがデメリットもあります。
中古車だけにきちんと整備してあるか事故や修復歴がないかなどを見極める必要があります。
特に中古車には定価がなく人気のある車種なら中古車にもかかわらず希少価値のせいでかなりの値段で売っていることもあります。
あとはオプションなども別途で取り付け可能ではないかいらない装備を外すときに工賃が発生しないかどうかなどもチェックする必要があります。
ぜひあなたにふさわしい車を見つけるときの参考にしてみてくださいね。