この記事ではデビュー以来、マツダのラインナップのなかでも大人気車種となった「マツダCX-8初代(2017年モデル)」の内装・内寸スペックを競合車と比較・検証してみました。
CX-8は国産SUVで少しラインナップが増えつつある3列シート7人乗りのタイプでミニバンから乗り換える候補のSUVとして注目されています。
ライバルとしては、国産SUVだけでなくミニバンのセレナ・ノア・ヴォクシー・ステップワゴンなども入ってくるかもしれませんが、今回はSUVで内寸のスペックを比較してみました。
サクッと見たいあなたへの目次
マツダCX-8初代内装内寸スペック
- 全長/4900mm
- 全幅/1840mm
- 全高/1730mm
- ホイールベース/2930mm
- 室内長/2690mm
- 室内幅/1540mm
- 室内高/1250mm
全長が5m近くの4.9mという、国産SUVのなかでもかなり大きなボディになります。
ボディの長さだけで言えばランドクルーザーの4950mmに近いサイズになりますね。
運転があまり得意でない人が初めて運転する時にはボディの大きさに圧倒されて運転するのがちょっと気が引けるかもしれませんね。
ただ安全装備が充実しているおかげと、軽快なハンドル操作により意外に運転しやすかったという口コミや評価が多いというのが特徴です。
3列目も子供のための座席サイズや非常用と言った大きさではなく身長170cmぐらいまでの人であれば十分乗れるスペースになっているのが魅力です。
プジョー5008 2代目の内装内寸スペック
サイズ・内寸 | マツダCX-8との差 |
全長/4640mm | -260mm |
全幅/1860mm | +20mm |
全高/1650mm | -80mm |
ホイールベース/2840mm | -90mm |
室内長/2483mm | -207mm |
室内幅/1505mm | -45mm |
室内高/不明 | 不明 |
プジョー5008はミニバンからSUVへと進化した外車になります。
高級感・デザイン・3列シート7人乗りなど車のキャラクター的にはマツダCX-8の一番のライバルと言えるSUVがプジョー5008でしょう。
全長はCX-8に比べて260ミリもコンパクトになっています。
そのため3列目は期待できるような広さではなく、非常用と割り切って使った方がいい非常用的なサードシートスペースになっています。
2列目をスライドすることによってようやく膝前にちょっとした余裕が生まれるぐらいの空間設計になっていますね。
頭上スペースもマツダCX-8よりも全高が低いために、やはり迫感感がある車内空間です。
プジョー5008の方が勝っている点といえば、フランス車らしいセンス溢れたおしゃれな内装のデザインでしょうね。
スタイリッシュなだけでなく、無駄を省いた高級感もあり、ユーティリティだけでなく所有する満足度や外車らしいおしゃれなインテリアに囲まれて運転する楽しさが満喫できる車です。
日産エクストレイル3代目の内装内寸スペック
サイズ・内寸 | マツダCX-8との差 |
全長/4705mm | -195mm |
全幅/1830mm | -10mm |
全高/1730mm | 0mm |
ホイールベース/2705mm | -225mm |
室内長/2005mm | -685mm |
室内幅/1535mm | -5mm |
室内高/1270mm | +20mm |
3代目日産エクストレイルはマツダCX-8と同じく3列目を備える国産SUVになります。
サードシートのスペースは、かなり狭く2列目を前にスライドさせても、3列目に座ってみると膝前のスペースはほぼないぐらいのサイズになっています。
なので、子供が乗るためのシートと割り切って使うのが実際のところでしょうね。
全長はマツダCX-8よりも短いため運転はしやすいですが、内装の高級感では大きく劣っています。
使い道によって車のキャラクターが分かれているのでしょうがないと思いますが、高級感をもつSUVが欲しいならCX-8の方がおすすめです。
アウトドアに思いっきり使いたいと言うのであればエクストレイルの方が撥水加工などのシートもあるので、気兼ねなく屋外レジャーで活躍してくれる車になるでしょうね。
三菱アウトランダー2代目の内装内寸スペック

引用 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_gasoline/styling/
サイズ・内寸 | マツダCX-8との差 |
全長/4695mm | -205mm |
全幅/1810mm | -30mm |
全高/1710mm | -20mm |
ホイールベース/2670mm | -260mm |
室内長/2580mm | -110mm |
室内幅/1495mm | -45mm |
室内高/1265mm | +15mm |
2代目三菱アウトランダーも日産エクストレイルやCX-8と同じくサードシートを備えた7人乗りの国産SUVになります。
アウトランダーもエクストレイルと同じでCX-8よりも全長が一回り短いため、その長さぶんのしわ寄せが3列目に現れています。
サードシートは大人が乗るのに現実的なサイズではなく、やっぱり子供がメインで乗るサイズのスペース設計になっています。
3列目を格納して荷室スペースとして使った場合でも、CX-8の方が最大奥行きが広いので荷物を多く積む時には最適な空間を実現することができます。
アウトランダーを選ぶメリットとしてはやはり低燃費を実現したPHEVが決め手となるでしょう。
マツダCX-8初代の内寸情報と競合車との比較まとめ
今回は、マツダCX-8初代モデルと競合車(2代目プジョー5008・3代目日産エクストレイル・2代目三菱アウトランダー)の内寸を比較検証してみました。
やはり5m近いボディのCX-8だけに、車内の広さでは圧倒的に有利ですね。
特に長さの差が大きく、奥行きのゆとりと3列目の快適さは口コミ評価でもピカイチでしたよ。
ミニバンは所帯じみていて苦手ならファミリーカーとしてマツダCX-8を検討してみるのもいいですよ。