ホンダジェットの売れ行きが好調すぎるらしい!
受注数が予想を大きく上回り、生産を拡大するほど。
価格が525万ドル(日本円で5億8千万円)もするのに、受注が止まらないなんて持っているところにはあるんですね〜。
やっぱ、買うのは世界の大富豪ばかりなんでしょうね!!!
世界中から大注目の的になっているホンダジェットは価格だけでなく、エンジンや機体の性能・内装(トイレ付)の装備まで素晴らしい作りになっているんですよ。
最初の1号機は2015年の12月にアメリカの顧客に納入されたみたいで、1号機なんて納入された日には超うれしいでしょうね〜。
なんといっても小型ジェット機クラス最高速度と低燃費飛行と静かさが売りみたいで、注目度はますます上がっているみたいだね!
サクッと見たいあなたへの目次
価格5億8千万円のホンダジェットのエンジン・性能は??

出典 http://www.honda.co.jp/jet/
ホンダジェットを見る上で、注目してほしいのがエンジンの位置!
今まで通りのビジネスジェット機であれば、エンジンは胴体部分に付いているのが普通ですが。
ホンダジェットは両方の翼にひとつずつエンジンが搭載される外観レイアウトになっているんです。

出典 http://www.honda.co.jp/jet/
これによってどんなメリットがあるのかというと…
- 空気抵抗を減らせる。
- エンジンを支えるパーツが減らせる。
- 客室スペースと荷物スペースが拡大。
- 飛行速度アップ(クラス最高速)
- 燃費が良くなる。
ホンダジェットのすごいのはエンジンの性能だけじゃないっ!!
ボディはカーボンファイバー製で軽量化に成功!!
エンジンとこの軽量ボディでクラス最高速度をたたき出しているですね〜。
素晴らしい!!
スペック
最大巡航速度 | 422ノット(782km/h) (高度30,000フィート(9,144m)において) |
最大巡航高度 | 43,000フィート(約13,106m) |
全長 | 42.62フィート(12.99m) |
全高 | 14.90フィート(4.54m) |
翼幅 | 39.76フィート(12.12 m) |
客室全長 | 17.80フィート(5.43m) (前方圧力隔壁から後方圧力隔壁まで) |
客室全高 | 4.83フィート(1.47m) |
客室全幅 | 5フィート(1.52m) |
定員標準 | 乗員1名+乗客5名 |
定員オプション | 乗員1名+乗客6名 |
航続距離 | 2661km |
日本でも投入!2019年前半に納入開始!
世界に注目されたホンダジェットが2018年6月6日に日本販売開始が発表されました。
航路は東京から北京や上海への飛行が可能になっています。
日本の富裕層だけでなく、日本でビジネス展開している中国人富裕層にも購入されそうですね。
2017年には小型ジェットで有名なアメリカのセスナの出荷数を抜いて43機を出荷しています。
日本ビジネス航空協会によると日本ではまだまだビジネスジェット機の保有数がアメリカ1万3千機に比べて約90機ほどとかなり低いので、超小型ジェットのホンダジェットの販売が見込める潜在的な市場が残っているように思えます。
競合機 セスナ社 サイテーションM2の性能

引用 https://cessna.txtav.com/en/citation/m2#_model-top
世界でも小型ジェット機と言えばセスナ社のサイテーションM2が有名でしたが、ホンダジェットがサイテーションM2の売上台数を抜き世界1位になりました。
機体の大きさや最大乗員など、ホンダジェットとほぼ同じぐらいのスペックになる機体になります。
プライベートジェットの定番としてイメージがあるのが、セスナ社のサイテーションM2なわけです。
ということで、サイテーションM2の性能をご紹介しますね。
乗組員 | パイロット1〜2人 |
乗客数 | 最大7人 |
全長 | 12.98m |
全幅 | 14.40m |
全高 | 4.24m |
最大離陸重量 | 10700kg |
搭載燃料 | 2428kg |
キャビン高 | 1.45m |
キャビン幅 | 1.47m |
キャビン長 | 3.35m |
最大速度 | 748km/h |
航続距離 | 2871km |
実用上昇限度 | 12497m |
離陸距離 | 978m |
最大速度ではホンダジェットが上回っていますが、航続距離の長さであったり、離陸距離はセスナ社のサイテーションM2のほうが性能が良いですね。
競合機 エンブラフェル フェノム300の性能
他にもホンダジェットの競合としてはブラジルの小型ジェット機エンブラフェル フェノム300という機体があります。
定員はホンダジェットよりも多い最大11人が乗ることができる機体になります。
乗組員 | パイロット1〜2人 |
乗客数 | 最大10人※トイレにも座った場合 |
全長 | 15.9m |
全幅 | 16.2m |
全高 | 5m |
最大離陸重量 | 8150kg |
搭載燃料 | 2428kg |
キャビン高度 | 12496m |
キャビン高 | 1.5m |
キャビン幅 | 1.55m |
キャビン長 | 5.23m |
最大速度 | 834km/h |
航続距離 | 3650km |
実用上昇限度 | 13716m |
ホンダジェットの内装はどんなの??トイレも付いてるの?

出典 http://www.honda.co.jp/jet/
ホンダジェットのすごいのはエンジンや機体の性能だけにとどまらず、内装にもしっかりとホンダイズムが継承されています。
画像をみるかぎり、シンプルだけど内装の細かい装備や素材までしっかりとデザインされていて世界の大富豪たちが納得のいくレベルに見えるねー。
カラーリングも落ち着きのある色でゆったりとくつろげそうっ!!
安心してくださいっ!!
ちゃんと密閉式のトイレも付いてます。
ホンダジェットの内装を作るうえで取り入れたのが自動車の設計方法だという。
スケッチをもとにCGでデザインをおこしてチェック。
小さな箇所まで何回もチェックすることで洗練された内装が出来上がったそうなんですよね。
ターゲットが法人や富裕層というだけあって、性能が良くても内装がおざなりじゃーダメだもんね。
そこは世界のホンダ!!
飛行機の作り方も革新的な技術をどんどん取り入れて新しいビジネスジェット機のスタイルをクリエイトしてるのがホンダジェットに現れているよね。
空を飛ぶのって男の夢みたいなとこあるけど、庶民からすれば手が出ない恐ろしい価格だけど、1度は乗ってみたいですねーー。
ホンダジェット売れ行き好調!
ホンダジェットは小型ジェット機カテゴリーにてデリバリー数が2017年において第一位を獲得しました。
2017年1月〜12月にデリバリーした数は43機におよび、2017年上半期の引き続き小型ジェット機カテゴリーで世界トップを達成しています。
性能が向上したオプション「パフォーマンスパッケージ」登場!
新たにホンダジェットの性能を向上させた「パフォーマンスパッケージ」が登場。
この新オプションにより、空力性能が改善されて空気抵抗を低くすることができるようになりました。
そしてスペック面でも最大離陸重量が従来の4808kgに対し、4854kgへと向上。
航続距離が平均で185〜222kmへと増加しました。
離陸距離も1199mから1064mへと短くなりました。
そしてソフトウェアでも機体の安定性や操縦性能を強化したアップデートが行われました。
日本での小型ビジネスジェット機市場を拡大していく狙いのほかに中国市場も視野にいれてのオプション追加のようです。
ホンダジェット まとめ

出典 http://www.honda.co.jp/jet/
価格は日本円で約5億8千万円だけど、日本人で最初の顧客は日本通信の三田会長が買ってます。
支払いは男の分割払いで購入!回数は知らないけどね。
世界的にみるとホンダジェットを購入するのは、やっぱりドバイとかの中東が多いのかな??
注文が次々と入っていることから世界中の空港でホンダジェットが見える日がそう遠くはなさそうですね。
参照元 http://www.honda.co.jp/jet/release/
http://www.honda.co.jp/jet/performance/
http://www.honda.co.jp/news/2018/c180222.html
http://jp.hondajet.com/#1