新型ジムニーJB64型になって新しく搭載されたのが、安全装備の「スズキセーフティーサポート」です。
これからの時代、もう必須の装備となっている衝突被害軽減システムを搭載することにより、さらに魅力的で安全な軽クロカンになりました。
今までのジムニーと言えば、先進的なテクノロジーとは少し無縁な印象がありましたが、新型では乗る人の安全だけでなく、周囲の歩行者や車や障害物のことを考えて安全性能が3代目までよりも飛躍的にアップしています。
サクッと見たいあなたへの目次
スズキセーフティーサポートとは?
スズキセーフティーサポートとは衝突被害軽減システムや運転するうえで安全性に貢献するシステムが一通り盛り込まれたスズキ独自の安全システムになります。
特に衝突被害軽減システムはこれから登場する車には標準装備と言っていいほど、必ず搭載してほしい装備となっています。
スズキセーフティーサポートを搭載することによって、事故を未然に防いでくれる可能性が高くなるのでぜひ装備しておきたいシステムです!
最近では高齢者のヒヤリとする事故もあり、家族としては安全性が高い車に乗ってもらうことが安心にもつながりますよね。
さらにジムニーは昔から発売されているモデルなので年配の方でもファンが多いです。
なので少しでもジムニーライフを満喫するうえでスズキセーフティーサポートは絶対に付けていて損はない装備です!
XCにはスズキセーフティーサポートが標準装備になっていますが、XLとXGにはメーカーオプションになっているので注意して注文してくださいね。
スズキジムニー新型を安全性で選ぶおすすめのグレードは?
一番価格の安いXGにはメーカーオプションのスズキセーフティーサポートをつければXCやXLと比べて主要装備で言えば
「助手席シートベルト警告灯」
「助手席シートベルトリマインダー」
「後席シートベルト警告灯」
「後席シートベルトリマインダー」
「ヒーテッドドアミラー」
「フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ」
「キーレスプッシュスタートシステム」
「シートヒーター」
「電動格納式リモコンドアミラー」
が装備されていないモデルになります。
そして気になるのはXGだと選べるカラーリングが4種類だけなのが物足りないですね!
色にこだわらない人には良いかもしれませんね。
個人的におすすめだと感じたのはグレードXLにメーカーオプションでスズキセーフティーサポート(42120円税込)をつければ、必要な安全装備がありながらXCよりも、希望小売価格(AT)で言えばXCよりも約12万円節約して購入することができます。
なので安全装備・価格のバランスからだと、おすすめはグレードXLと思います!
ただ、XCにはクルーズコントロールが標準装備になるので、高速道路やバイパスでの運転する疲労を少しでも軽くしたいのであればグレードXCのほうが最適だと言えます。
スズキセーフティーサポート一覧
デュアルセンサーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
デュアルセンサーブレーキサポートは単眼カメラとレーザーレーダー方式により、前方にいる車や歩行者を検知して警報やブレーキアシスト・自動ブレーキをかけてくれるシステムになります。
速度が約5km/h〜約100km/h(歩行者のケースだと約5km/h〜約60km/h)で走っている場合に、衝突しそうになると警報や自動ブレーキが作動する仕組みになっています。
この自動ブレーキで気を付けないといけないのが上記の作動速度であれば、絶対に安全が確保されているということではないので注意して運転する必要があります!!
スズキの公式サイトでも表記されていますが、デュアルセンサーブレーキサポートが作動した時点での速度が約5km/h〜約50km/h(歩行者を検知したケースだと約5km/h〜約30km/h未満)の場合であれば、衝突を回避できる可能性があるということです。
この衝突被害軽減ブレーキが搭載されているからといって、スピードを出しすぎていると安全装備を搭載している意味も無いってことです。
日頃から安全運転を心がけて、そのアシストとしてデュアルセンサーブレーキサポートというお守りがあるぐらいに思っておいたほうが良いでしょう!
標識認識機能
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
この標準認識機能は他の車メーカーではロードサインアシスタントととも言われている便利で安全運転のサポートに役立ってくれる装備です。
簡単に説明するとジムニーのフロントウィンドウ上部に搭載されている単眼カメラで道路の標識を認識して、「最高速度」「はみ出し通行禁止」「車両進入禁止」「補助標識終わり」までを認識してくれます。
標識を認識すると車内のメーター内に表示してドライバーに知らせてくれる機能になります。
一番個人的にありがたいのが、「車両進入禁止」でしょうか。
危うく白バイやパトカーが隠れて待ち構えている車両進入禁止区域に入る前にブザー音と表示で知らせてくれるのでありがたいですね!!
車線逸脱警報機能
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
車線逸脱警報機能はジムニーJB64の走行速度が約60km〜約100km/hのときに現在走行している車線の左右の区画線を検知して進路を予測してくれます。
そして、その左右の区画線より車両がはみ出しそうになるとブザー音とメーター内に表示を出してドライバーに知らせてくれるシステムになります。
ふらつき警報機能
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
こちらのふらつき警報機能も走行速度が約60km〜約100km/hのときに走行中の左右の区画線を認識して車のふらつきを検知するとブザー音と表示で知らせてくれる機能になります。
居眠りしそうになったときや疲れによってふらつきがある場合には事前に知らせてくれて助かりそうですね。
先行車発進お知らせ機能
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
先行車発進お知らせ機能はシフトがATだとD・N・2の位置にあるときと、マニュアル車だとR以外の位置にシフトがある場合にブレーキをかけて停車した後に先行車が約5m以上離れているのにかかわらずジムニーが発進していない時に知らせてくれるシステムになります。
信号待ちで待っているときに、他のことに気をとられている間に前方車が発進したときに役立つシステムですね!
ハイビームアシスト
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
ハイビームアシストはジムニーが約30km/h以上で走っている場合に、ライトのスイッチが「AUTO」もしくは「ハイビーム」になっているときに周りの環境の合わせてヘッドライトのハイビームとロービームを自動的に切り替えてくれる便利機能です。
AUTOにしておけば、対向車と多くすれちがう道路や街中でのハイビームとロービームを自動でやってくれるので助かりますね!
スズキ ジムニーJB64 その他の衝突安全装備一覧
スズキセーフティーサポート以外にも衝突安全装備をジムニーは搭載しているのでご紹介します。
TECT(軽量衝突吸収ボディー)
TECTは64km/hオフセット全面衝突に対応したボディになります。
万が一衝突した場合の衝撃を吸収して分散しやすい構造になっています。
歩行者傷害軽減ボディー
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
そして万が一にもなってはならないですが、歩行者との衝突の場合、ボンネットやフロントワイパー周辺・フロントフェンダー・フロントバンパーなどに衝突時の衝撃を和らげるためや吸収しやすい構造になっています。
6SRSエアバッグ
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
エアバッグも運転席・助手席のSRSエアバッグだけでなく、サイドには頭を衝撃から守るためのSRSカーテンエアバッグや胸への衝撃を和らげるフロントシートSRSエアバッグがジムニー全車に標準装備となっています。
エマージェンシーストップシグナル
ジムニーの走行速度が約55km/h以上のときに急ブレーキをかけるとハザードランプが自動で高速点滅することで、後を走っている車に急ブレーキを知らせてくれて、衝突事故回避の可能性を高めてくれます。
サイドアンダーミラー付きミラー
引用 http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/
新型ジムニーJB64を実際に見に行ってこれは結構使えると思ったのがこの「サイドアンダーミラー付きミラー」です。
車の斜め後の下を確認できるだけでなく、フロントの左前の下も確認できるのようになっているので、地味に便利で重要な安全装備と実感した装備ですね!
スズキジムニー新型の安全性のまとめ
以上、安全性で新型ジムニーを選ぶならどのグレードが一番おすすめかをご紹介しました。
「クルーズコントロールなんていらないや」ってあなたにはXLは一通り装備が充実しているグレードなので、メーカーオプションでスズキセーフティーサポートを付けるだけなのでコストパフォーマンスに優れていますね!