軽自動車よりは大きいものの普通車にしては小さいコンパクトカーは子育て家族のファミリーユースにおすすめです。ガソリン、バッテリー、オイルなどの消耗品は車が小さいほど安く済み、税金もリーズナブルなのです。
軽自動車はチャイルドシートを2つ装着してしまうと、子どもが小さくても定員が実質4人に限定されてしまうのが難点.....。
その点、コンパクトミニバンであれば定員が6人や7人の車もあり、子どもが増えたりおじいちゃんおばあちゃんも一緒にお出かけする時にも便利なんですよ。今回はコンパクトカーをファミリーユースで購入する時のチェックポイントを3つ、おすすめのコンパクトカーも3つ教えちゃいます!
サクッと見たいあなたへの目次
チャイルドシートを付けるスペースがあるか?
車の助手席は、衝突した時にエアバッグが飛び出す仕掛けになっています。
助手席のエアバッグは大人向けの安全装置なので、チャイルドシートに乗っている子どもには適しておらず、エアバッグが開いた衝撃で大ケガをしたり亡くなったお子さんもいるぐらい。
安全のことを考えると、チャイルドシートは後部シートに装着するほうがいいんです。
後部シートとフロントシートの間にスペースの余裕があると、チャイルドシートに子どもを座らせる作業がしやすいです。
運転席と助手席の間にすき間があって、後部シートに移動できるようになっているコンパクトカーもあります。
フロントシートと後部シートの間を行き来できるタイプを選ぶと、運転中に子どもがぐずったりシートから脱出してしまった時など車から降りずにすぐ子どものところに行けるのですっごく便利なんですよ。
レジャー用品は積めるか確認!
ファミリーユースで選ぶなら家族でのお出かけにも使い倒したいですよね。
家族全員がギリギリ乗れる大きさではなく、レジャー用品を載せるスペースのことも考えてくださいね。
コンパクトなボディでも、フロントシートと後部シートをフラットにつなげて車中泊ができるタイプの車もありますから、そこにキャンプやバーベキューの道具なんかも積めちゃうといいですよね。
乗り降りを考えるならスライドドア付きがイチ押し!
セダンタイプの車では横開きドアが主流ですが、
子育て世代にはスライドドアが断然オススメです。
開口部が広いので、子ども抱っこしたまま乗せやすいです。
それに、子どもが少し大きくなって自分でドアが開け閉めできるようになった時のことを考えてみてください。
子どもって力加減がうまくできませんから、ドアがバーンっと開いちゃって、隣の車にをぶつけてしまうこともあるんですよ。
「気を付けて開けなさいって言ったでしょ!!」
「ママ〜ごめんなさ〜い」
と泣かれたところで後の祭り。
スライドドアがある車に乗ることで子どもの失敗が大ごとにならないように予防しましょう。
今どきのスライドドアは、半ドア状態までスライドさせれば後は自動で最後まできちんと閉めてくれますよ。
ファミリー向けにおすすめコンパクトカー
トヨタ シエンタ
シエンタは、ハイエースよりも40〜60cm短いので小回りが利き、ママでも運転しやすいと評判のコンパクトミニバンです。
子どもが小学生や中学生になると、部活やイベントの送り迎えの際など子どもの友達を乗せてあげるシーンがあるかもしれませんよね。
下の子のチャイルドシートのせいで上の子の友達は乗せてあげられない、というのでは上の子がちょっとかわいそう。
家族みんなが楽しいと感じられるように、必要最低限のサイズではなくクルマ選びでは少し余裕を持たせましょう。
シエンタは3列シート7人乗りですが、2列目3列目シートは片側ずつ簡単に折りたためるので上の子の自転車なんかもラクラク収納できちゃいます。
実際に購入した人の口コミでは「普段は3列目のシートを倒して荷物の収納スペースとして使えるのが気に入っている」という声がありました。
ホンダ フリード
フリードのスライドドアは、足をドア下にかざすだけの簡単スイッチなので子どもを抱っこしたままでも楽にドアを開け閉めできるのが魅力ですよね。
7人乗りですが2列目シートの間が分かれているので、子育て家族にとっては運転席から3列目まで楽に移動できるのも便利ですよ。
フリードにはホンダならではのエンジンへのこだわりも満載。
直噴エンジンや7速デュアルクラッチトランスミッションのおかげで、家族4人乗せて高速道路を走ってもバンバン加速でき、運転好きのパパママにも好評です。
ACC機能は自動運転みたいで高速道路を使った遠乗りでも快適だったという口コミも寄せられていました。
スズキ ソリオ
5人乗りのソリオはとってもコンパクト。
燃費の良いハイブリッド車で、その上2016年の予防安全性能評価で最高ランクを獲得したデュアルカメラブレーキサポートを搭載、安全を意識したファミリーカーです。
後部シートのステップはわずか36cm、子どもでも楽に乗り降りできる高さがうれしいですよね。
実際に購入した人からの口コミではコストパフォーマンスの良さが話題になっていました。
まとめ
以上、子育て家族がコンパクトカーに乗るうえでのポイントをご紹介しました!!
コンパクトカーといえども、今では収納や車内を広く使うための工夫が多く備えられています。
街中の路地裏でも運転しやすく、荷物も人も充分乗れるのであればスペック的に問題ないですよね!
狭い日本の駐車場ではスライドドアが最強と言えるかもしれません。
しかも電動なので昔の車のスライドドアよりも簡単にハンドルをグイッと引くだけで自動で開け閉めできるし、挟み込み防止機能もついているから断然安心です!
ファミリーカーを買おうと思ったら、まずコンパクトミニバンも視野に入れてみてくださいね!!
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