LEXUSから新型クロスオーバー"LF-1 Limitless"が世界初公開!!
レクサスモデルのなかでフラッグシップクロスオーバーになるLF-1 Limitlessはまさにそのコンセプトどおり、圧巻の豪華さと超先進技術が搭載されています。
そしてその市販車モデルとなる「LF-1」はLSとLXを超えるラグジュアリークロスオーバーSUVとして登場します。
鍛え抜かれた日本刀にインスパイアされて開発されたデザインは、ボディを360度どこから見ても光と金属の造形がキレイな輝きを放ち、しかも動きのあるフォルムになっています。
とくにフロントマスクは今までのレクサスのコンセプトカーよりも強烈な個性を感じさせるデザインですね!
それでは、LEXUS LF-1新型のスペック最新情報をを見ていきましょうっ!!
LXよりもさらに最高級なSUV LF-1リミットレス登場!
レクサスのSUVラインナップで最高級に位置するのはLXですが、LF-1新型が登場することでレクサスで最も高級なSUVとなります。
発売価格はノーマルモデルで1500万円近く、そしてFスポーツ仕様で2000万円近くまでの価格に!
LXよりもLSよりも高額になるというわけです。
プラットフォームは新型LSにも採用されるTNGAのレクサスバージョン「GA-L」プラットフォームをベースに開発。
GA-Lにより低重心化・軽量化に成功、エンジンなどの機関を車両の中心近くに載せることで理想的な前後重量配分を実現しています。
LF-1は最もラグジュアリーでありながら、低くく美しいクロスオーバーのフォルムを実現し、さらにスポーティーな高級SUVになります。
パワートレイン スペック
プラットフォームがGA-Lということで新型LSとパワートレインも共有。
V型6気筒3.5LマルチステージハイブリッドとLSのV6 3.5LツインターボではなくV型8気筒ツインターボを搭載する模様。
- V6 3.5Lマルチステージハイブリッド
最高出力/299ps/6600rpm
最大トルク/356Nm/5100rpm
モーター出力/180ps
モータートルク/300Nm - V8 4.0Lツインターボエンジン
最高出力/650ps/6500rpm
最大トルク/670Nm/2500〜4500rpm
V8の最高出力は650psになると予想され、海外のラグジュアリーSUVに対向する意気込みが感じられます。
ランボルギーニ ウルスやBMW新型X8、他にもフェラーリから初登場になると噂があるSUVもライバルに入ってきます。
そして、駆動方式はFRベースの四駆システムになります。
予防安全装備はもちろん「Lexus Safety System + A」を採用するでしょう。
Lexus Safety System + A
- プリクラッシュセーフティ
- Lexus CoDrive(レーントレーシングアシスト・レーンチェンジアシスト)
- ドライバー異常時停車支援システム
- 上下2段式アダプティブハイビームシステム
- ロードサインアシスト
- フロントクロストラフィックアラート
Lexus Safety System + A以外にも安全装備として
- パーキングサポートブレーキ
- パノラミックビューモニター
- デジタルインナーミラー(ミラー内に後方カメラの映像を映し出すシステム)
などが採用されるでしょう。
LF-1 Limitless コンセプト
レクサスは「LF-1 Limitless」をラグジュアリークロスオーバーのフラッグシップモデルとして位置づけていて、LXやLS以外にも新しくラインナップすることで様々な消費者に対してアプローチする姿勢です。
「ラグジュアリークロスオーバーの先駆者」と発表しているだけあって、コックピットにはジェスチャーでコントロールできる、ディスプレイ装備を搭載しています。
プロモーション動画では「ジェスチャーひとつ」で自動運転に切り替わる場面が映し出されていて、近未来の運転を感じさせてくれます。
しかも今回のLF-1 Limitlessで提案されている自動運転技術は、目的地まで車が自動で運転を行うフルオートドライブでした。
あらゆる所に先進技術搭載!
動画では自動運転技術以外にもUXのコンセプトで採用されていたサイドミラーのかわりに「サイドカメラ」が備えられいて、運転手が車に近づいてくるとサイドカメラが運転手を認識してドアを開けるといった提案もされています。
サイドカメラが運転手を認識すると同時にメーターパネル横に配置されたディスプレイに表示されていました。
これは走行中もサイドミラーのように目線を大きく動かすことなく、走行中のサイドの車線も確認することができそうですね!
iphoneのように車を顔や指紋で認識して。ドアの施錠解錠・エンジンスタートをできる時代ももしかしたら来るかもしれないと思われる映像です。
そしてシフトレバーもなく、ハンドル上にシフトレバーで行う動作を統合しています。
あらゆるパワートレインを搭載可能!
LF-1 Limitlessはガソリンエンジンやハイブリッド以外にもパワートレインにPHV(プラグインハイブリッド)・EV(電気自動車)・FCV(燃料電池)が搭載可能な設定になっています。
中国の電気自動車開発のほうが一歩先を行っている感じがありますが、それにトヨタやレクサスも本気でこれからの次世代車を開発していく姿勢ですね。
欧州の外車メーカーもラインナップをすべて電化するというような発表をしていますが、実際にはすべてEVにするというわけではなく、PHVやFCVを織り交ぜながらラインナップを展開していく方向です。
2017年12月にはトヨタがパナソニックと車載用電池で提携しているので、ますますレクサス・トヨタの車の先進化がすすみそうです。
LF-1 新型 ボディサイズ
- 全長/5005mm
- 全幅/1986mm
- 全高/1600mm
- ホイールベース/2974mm
ホイールベースが3m近くにもなり、全長・ホイールベースともにLSよりは少し短い設定になっていると予想します。
実質的にはLSのクロスオーバーバージョン?
LF-1 LimitlessのサイズはLSよりも少し全長が短いクロスオーバーになりますが、乗員数が4名であることや後席のオペレーションパネルを搭載していることから完全にエグゼクティブクロスオーバーと言えますね。
ただ位置づけとしてはクロスオーバーカテゴリーの中で最も高級で大きいモデルになり、セダンで言えばLSと同じ位置づけでしょうか。
レンジローバーにも5人乗り設定以外にリアエグゼクティブシートが用意されていますが、まさにレンジローバーと同じようにプレミアムスペースと呼べる車内になっていますね。
ベンツのマイバッハなども視野に入れて、ラグジュアリーな空間を作り上げているようにも思えます。
LF-1 新型 まとめ
LF-1 Limitlessが今後どのような市販車になっていくのかがとても気になります。
先進装備が満載なのもスゴいですが、コンセプトカーのような圧倒的な豪華な内装は運転するよりも、リアシートでゆっくり乗っていたい気分にさせてくれます。
フル自動運転が可能になれば、リアシートで読書やタブレットを見ながらドライブなんてことも、本当に夢では無いですよね。
レクサスは2025年までに全ての車種に電動化グレードをラインナップするということなので、LF-1 Limitlessの発売はまだまだ先になりそうです。
参考文献 https://lexus.jp