トヨタからコンパクトFRスポーツカーの100%電気自動車「S-FR2」が2020年後半に発売となるようです。
86よりも小型のライトウェイトスポーツカーということで気軽に走りを楽しめる新型車になりそうです。
しかもピュアEVということで、小型なボディにトルクあふれるパワートレインになることで実現する走行性能にはとにかく期待してしまうポイント満載ですよ。
新型S-FR2は86よりもコンパクトなスポーツEV
新型S-FR2はトヨタ86よりも一回り以上小さいコンパクトEVスポーツカーになります。
トヨタのスポーツカーのラインナップで言えば一番大きなサイズがスープラになりその次に86、そしてS-FR2と言った並びになる感じです。
開発の初めの段階では1.5Lエンジンを搭載した軽量小型FRスポーツカーとなるはずでしたが、開発や資金による問題点が多くありガソリンエンジンを搭載した車としての開発は中止になりました。
その代わりに、次世代5ナンバースポーツカーの100%電気自動車として登場すると言う予定に切り替わったということです。
トヨタS-FR2新型 スペック

引用 https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/toyota_design/concept_cars/concept_car_gallery_s-fr.html
- 全長/3990mm
- 全幅/1695mm
- 全高/1320mm
- ホイールベース/2480mm
- エンジン/モーター
最高出力/120ps
最大トルク/295Nm
数少なくなってきたFRスポーツカーの走る楽しさを伝えるためにライトウェイトスポーツカーとして登場するのがこの新型S-FR2ですが、トヨタの今までのハイブリッドやPHVでの電気自動車技術を余すことなく使ったスポーツEVになるということでかなり期待をしてしまいます。
EVならではの力強いトルクとFRならではの走りがどのような車の楽しさを味あわせてくれるのかが注目です。
プラットフォームも他のFR用の電気自動車と共有できるような構造にすることによって、S-FRコンセプトでは開発面での問題点となった開発資金の部分をクリアすることが可能になったようです。
そしてエンジンも専用のモデルではなく、電気モーターとバッテリーにすることにより汎用性があるパワートレインにすることができます。
これらのコスト的な問題をクリアするための工夫が施され、新型S-FR2がEVスポーツカーとして開発がまた再開されることとなった大きな要因になりますね。
開発中止となった「S-FRコンセプト」

引用 https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/toyota_design/concept_cars/concept_car_gallery_s-fr.html
そもそもS-FR2のもとになるコンセプトは東京モーターショー2015年に出展されたコンパクトFRスポーツカー「S-FR」になります。
出展された段階では、1.5Lエンジンを搭載するコンパクトFRスポーツとして開発がされていました。
東京モーターショー2015で発表された時に見た人は胸を躍らせていた人もいるかもしれません。
日本の狭い道路事情でも運転しやすく、維持費も安く気軽にスポーツが楽しめるということで量産車として発売されることにとても注目が集まっていましたが開発コストの問題により残念ですが開発が中止となりました。
新型トヨタ S-FR2 まとめ
新型S-FR2の登場時期は2020年の後半と予想されており、もしかすると2019年の東京モーターショーにて新たなS-FRのコンセプトカーが出展される可能性が大いにありますね。
トヨタから初めて登場するピュアEVスポーツカーということでどのようなスペックで仕上げられてくるのかが気にかかるところですね。
もちろんライトウェイトスポーツカーということで、市販車としての発売価格もかなりお得な手が届く範囲の値段設定になりそうです。
あとは満充電でどのくらいの航続距離が可能になるのかも注目ポイントです。