テスラがこれから販売していく新車を実店舗の販売店ではなく、ネット注文だけに限定して販売方法を展開していくこうようです。
この記事を書いているときの段階ではどれだけの店舗数を閉鎖するのかを明らかにしていませんが、これからの車の買い方が大きく変わる動きに見えますね。
サクッと見たいあなたへの目次
テスラが販売店を閉鎖してネットでの販売に限定する!
実店舗を減らすことによりまず出てくるのがスタッフの削減で、実店舗とスタッフにかかっていたコストを減らすことで新車の価格を引き下げていくという狙いがあります。
テスラがこのネット注文だけに販売を限定することにより、すべての車体価格を平均6%引き下げることができると言っています。
これは買う側からすればとてもうれしいポイントですね。
そうでなくても高い価格のテスラなので、消費者が少しでも安く車を手に入れることができるなら大賛成のやり方です。
車をネットで買うメリット・デメリット
ただ画期的なネットで車を買うという方法ですが、やはりメリットとデメリットがあるように思います。
デメリットとしてはオンライン販売になることで値下げ交渉などができなくなるのではという懸念があります。
そして試乗ができないということです。
ドライビングフィールがどのようなものかわからないので、実際に走ってみたいという人には残念な買い方となります。
ただテスラは試乗ができないかわりに1週間(1600マイルまで)の返品保証を付けているようです。
返金の仕方も煩わしいスタッフとのやり取りではなく、ネットで返金ボタンを押すだけというシンプルでとても簡単な方法になっています。
もし車購入がネット中心になれば返品システムが自然と中心になっていくでしょう。
次にメリットとしてはこんな感じです。
箇条書きでお伝えすると
メリット
- 実際に店舗に行く時間と手間を省くことができる。
- 営業マンと話さなくていい。
- 簡単にネットでオプションの選択や見積もりが簡単にできる。
- ネット販売限定になることで車両価格が安くなる。
買う側すれば行く手間も省けて、現状よりも車が安く買えるというのはとても魅力的な販売方法ですよね。
それに営業マンと対面に話し合って車を購入するのが苦手な人にとっては、変なオプションを押し売りされることなく、自分の好みで付けることができるのでかなりのメリットと言えるでしょう。
それに大切な休日を車を買うためにディーラーに足を運んで半日以上の時間を無駄にすることがなくなるわけです。
ディーラーなしでの車販売は世界で始まっている!
日本ではオンラインで車を買うというのはありますが、大きな企業が実際にネット注文のみに限定するという段階までにはなっていません。
海外ではネットから注文して車の自販機のように買うという方法がどんどんと出てきています。
今までの車の買い方と違い、とても興味をそそられるおもしろい販売方法です。
ABM(スポーツカーに特価した車の自販機)
ABMはスポーツカーだけを販売する会社でビルが車の自販機のようになっていて、外からスポーツカーがガラス越しに何台も並べられているのがわかります。
しかもディーラーのような車の置き方ではなく、まるで自販機のように上に向かって並べられているのが特徴的です。
おもちゃのコレクションケースに大好きなスポーツカーが入っていてその中から車を選ぶ間隔は特別な感じです。
carvana(オンラインで中古車を買う)
carvana(カーバナ)は新車ではなく中古車をネットで注文して買うというシステムになります。
動画では自販機で飲み物を買うように専用のコインを入れて車を購入することができます。
値段は中古車相場よりも1000ドル安く設定されているのが特徴です。
保有している在庫も様々な価格帯とカテゴリーの車種を用意していて、本当に実店舗で買う必要がないようになっています。
しかもネットで買うとうことから試乗ができないので、まずは1週間のお試し期間があり、それで駄目なら返金でよければ正式に購入という形になるようです。
まとめ
日本では新車をネットで買うだなんてそんな時代になるの?って感じですが、ネット注文にすることで車の価格が安くなるうえに面倒なディーラーに行って見積もりを何個もとるという手間が省けます。
もちろん、ネットなので価格交渉ができないと思いますが、その代わりにスムーズに車を購入することができていいですね。
先に紹介したカーバナはとてもサービスもよく、大好評なので日本にもこの販売システムを入れてほしいものです。
画像引用 テスラ