あの国産ミドルサイズスポーツカーで大人気となったトヨタ スープラが新型で復活!
発売予定は2019年前半ということです。
スポーツカー好きにはたまらない新車情報ですが、素直に喜べないポイントもあるのです。
実はこの新型スープラは、国産車でありながら、輸入車扱いになるような価格設定になるかもしれないんです。
なぜかと言うと、すべて生産に関しては外車ブランドのBMWが一手に引き受けてやるようになるからなんです!
すべてドイツで生産されるということは輸入車と同じような扱いで価格設定も高くなるということです。
ん〜、これはもはや庶民のスポーツカーという感覚はなくなりそうです。
スペック的にはBMW新型Z4ベースになるらしいので、気になる新型スープラの情報をチェックしていきましょう!
新型スープラはBMW製
新型スープラはBMWとトヨタの共同開発で復活すると思っていましたが、箱を開けてみるとオールBMW製ということなんです。
トヨタとBMWは2011年12月から業務提携をしていますが、まさか全部がBMWで生産されるとは思っても見ませんでした。
エンジンだけでもトヨタのものが搭載されると予想していましたが、全くのハズレです。
最初に発売されるグレードはガソリンエンジンだけでハイブリッドやPHVの設定は無いようですね。
もしBMW製のスープラのPHVとなると1000万円近くなるのではないでしょうか。
そうなると、もう庶民が買って乗れる国産ミドルサイズスポーツカーではないですよね。仕方がないことですが、残念ですね〜。
トヨタ スープラとは?
トヨタ スープラは1986年に国内初代が発売されたミドルサイズのスポーツカーです。
厳密にいうと本当の初代はアメリカで「スープラ」、日本では「セリカXX」という名称で発売されましたが、1986年から名前が統合されて「スープラ」となったわけです。
二代目で平成12年排出ガス規制に対応できなくなったために生産終了となりました。トヨタのパワフルなスポーツカーと言えばスープラというほど中心的な存在だったんですよ。
映画「ワイルドスピード」でもポール・ウォーカーがカスタムされたスープラに乗るほどの人気ぶりですからね。ちなみにポール・ウォーカーが亡くなったあと、そのスープラはオークションで2200万円という値段で落札されました。
とにかく国産スポーツカーの中核を担っていたのがトヨタ スープラというわけです。
スープラ新型のボディサイズ
- 全長/4380mm
- 全幅/1865mm
- 全高/1290mm・1295mm
- ホイールベース/2470mm
スープラの二代目と比較すると少し全長が短くなるようですね。
スープラ新型のエンジンスペック
- 直列4気筒2リッター直噴ターボガソリンエンジン/最高出力…197ps 最大トルク…320Nm
- 直列4気筒2リッター直噴ターボガソリンエンジン/最高出力…258ps 最大トルク…400Nm
- 直列6気筒3リッターターボガソリンエンジン/最高出力…340ps 最大トルク…500Nm
燃費を気にするなら2リッターエンジン、走る爽快感を思いっきり味わいたいなら3リッターに決まりですね!
どちらもミッションは8速ATのようですよ。
100km加速の予想は3.8秒と噂されています。
スープラ新型のグレード
- SZ(4気筒モデル)
- SZ-R(4気筒モデル)
- RZ(6気筒モデル)
スープラ 発売価格
すべてBMW製の新型車となるスープラは復活と引き換えに値段の高いプレミアムミドルサイズスポーツカーに変身して発売されます。
2リッターのエントリーグレードでも約700万円ぐらいの発売とみられており、これはBMW Z4とほぼ変わらない値段になるかもしれないということです。
アメリカでの予想発売価格は約695万円という予想が出ています。
そして、ハイグレードの3リッターのモデルになると800万円代からの値段設定になりそうです。
ここまでいくと、トヨタのスポーツカーではなくレクサス級のスポーツカーと言えますよね。
画像出典 https://www.autocar.co.uk http://www.bmwblog.com/
トヨタ スープラ まとめ
デザインよりも発売価格が気になるのはボクだけでしょうか?
いくらBMW製とはいえ、業務提携しているということでZ4よりはリーズナブルにしてほしいってのが本音ですね。
2019東京オートサロンにコンセプトカーが登場することが決定しているので市販量産モデルに近いデザインになると思うので期待が高まります。
参照元 https://newsroom.toyota.co.jp/
https://www.autoguide.com